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横浜市の北部、ある里山の環境保護を考える

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アカアシオオアオカミキリ

2023年夏、日没後の昆虫観察の契機となったカミキリの話です。

👆 7月21日(金) 昼間 仙人さんが道端のササの葉にいたカミキリムシを見付けたのが事の始まりです。
これが2022年に神奈川県では29年ぶりに発見された激レア-カミキリと判り、一気に観察気運が高まりました。
👆 7月29日(土) 日没後 仙人さんが このカミキリが大発生しいる木を見付け、観察の結果いろいろな事が判りました。
・日没後、樹液が出ている木に現れ、木を登って行く。
・特定の木(樹液が出ている木?)に大集合するが、それ以外の木には集まらない。
・樹液を吸うのではなく、交尾相手を見つけようと かなりの速さで歩きまわる。
・日没後 30分~1時間位で木の上に上がってしまう(観察不可能となる)
この状態が2週間程続き、次第にカミキリの数が減少。
8月19日(土) カミキリは殆ど見当たらなくなりました。
8月21日(月) カミキリ出現、新たに羽化したものか? 最盛期の数分の1~10分の1位の数です。
上記の写真が このとき 8月21日 撮影です。

結局、産卵場所がどこかは判らず。幼虫の食料となる木/枯れ木も判らずです。
ナラ枯れの次に 今までになかった このカミキリの大量発生が何をもたらすのか 知りたいです。

「昔の里山を残したい」私もそう思います。
しかし (この付近の)昆虫の生態は既に激変しています。




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